風の薫 歳時記

風の薫 歳時記
風の薫からのお知らせや近況のご報告をお届けします。

2020年2月2日日曜日

【 福は内! 】

 
 
 
 
春を待ち遠しく思い、山野に繰り出しますと、
今年は暖冬のためか、もう丘肌に蕗の薹が顔を出しておりました。
冬と春とを分けるこの日。
季節を分けると書く “節分” が、やってまいりました。
 
庭の生け垣に植えられた柊を一枝折りとりましょう。
柊の棘に触れて、悪い鬼が家に入りませんように。
さらに、鰯のお頭を柊の先につけると、
魚臭さが悪を玄関によせつけません。
柊と鰯の風習は、平安時代にはすでにあったようで
鬼が跋扈するあの時代には、本当に大切な行事であったことでしょう。
 
さて、現代において、鬼とは一体何なのでしょうか。
諸説ありますが、春の時期に現れる悪い気、のようなものに違いありません。
最近の新型ウイルスのニュースも、誠に心痛む思いが致します。
ご病気にかかられた方が、一日も早く回復しますように。
また、新たにご病気にかかる方が、一人でも少なくありますように。
世界の至るところに在る悪いものが追い払われ、
多くの人々の心に平安がもたらされますように。
 
皆様の心にうららかな春と福の神様を。
風の薫では、鬼を払う柊の枝と枡に込めた大豆を、各部屋にご用意致します。
どうぞ節分行事を、お部屋でもお楽しみくださいませ。
皆様のお越しを、心よりお待ち申し上げております。